ボナパルト家の子育て

0歳・2歳のとしご子育て

どこにも書いてなかった!里帰り出産でやったほうがいいこと。

里帰り出産にも、いろいろパターンがあるかと思いますが、

里帰りする実家がとお〜くて、

なが〜く帰る予定の方向けです。

 

 

 

結論から申しますと、

場合によっては

住民票を移動させた方がいい!

ということです。

 

 

んんん???

なぜ住民票?

 

 

詳しく説明していきます!!!

 

妊娠したら、住んでいる地方自治体にいき、

母子手帳と「妊婦健康検診受診票」をもらいますよね。

妊婦検診を受ける検診費を安くしてもらえる、あの冊子です。

 

 

 

 

 

自治体のサービスは、

実は、この「妊婦健康検診受診票」で妊婦検診の費用を負担してくれるだけではなくて、

産後のサービスもあるんです。

 

たとえば、、、

おうちに格安で家事手伝いにきてくれたりとか、

産後のママと赤ちゃんが24時間サポート付きの至れり尽くせりの施設に

一晩泊まれたりとか、

そんなのです。

民間サービスと提携しているのもあります。

(自治体によって様々です。)

 

 

 

産後のサービスは、

母子手帳と一緒に、無料券などをもらえるわけでもなく、

誰かが積極的に説明してくれるわけでもないので、

友達がみんな同じ市区町村に住んでるから、教えてもらった〜!なんていう方以外は、

けっこう見落としがちです。

都会だと、近所の友達っていってもけっこう市区町村違いますよね。。。

 

 

 

だって妊娠したら、

出産までのことで頭がいっぱいですし、

出産したら目の前の赤ちゃんでいっぱいいっぱいです。

 

産後サービスは、

出産したことがあるママさんでも見落としがちで、

2人目、3人目のときにはじめて気付いたりします。

(私もそうでした。。。)

 

 

 

話を戻します。

 

「妊婦健康検診受診票」は、

「妊娠したよ〜!」って届け出た、あなたの住んでいる自治体でもらえます。

 

里帰り出産だと、

「妊娠したよ〜!」って届け出たところ (あなたのお家がある町) と違うところ (実家) で産むわけです。

そこで、

里帰り先の自治体に「産後のサービスうけさせて〜!」っていっても、

「あら、どちら様?」

となっちゃって、

産後のサービスが受けられません。

(正確にいえば、住民票がないので、サービス対象外です。)

 

 

もちろん、

母子手帳や妊婦健康検診受診票をもらった、

あなたの住んでいる自治体ではサービスが受けられます。

(住民票は、この自治体にありますからね。)

 

里帰り先が近隣であれば、

「産後サポートの○○施設が、3回無料」とか

問題なく利用できる場合もあります。

 

でも、自宅に訪問・サポートしてくれるサービスは

基本的に「○○市内限定」ですので、

近隣の市区町村でもサービス対象外となります。

 

 

 

この自治体の産後サービスを受けるためには、

あなたの住民票を移動させましょう。

 

 

 

さて、いくつか注意事項を。

 

・え?住民票って、、、移動させていいの?

 私の分だけ?主人のは?

 

 私の分だけ、移動させましょう。

 住民票は、住所を示しているものですので、

 なんら問題はありません。

 最近は「別居婚」といって、

 仲が良いけど、それぞれ違う住所で結婚生活をしているカップルもたくさんいます。

 

 ただし

 国民保険の方で、ご主人様の扶養に入っている方は、残念ながら、

 移動させない方がいいでしょう。

 ( 移動すること自体はできますが、扶養から外れてしまいます。)

 社会保険の扶養に入っている方、もしくは自分の保険に入られている方は大丈夫です。

 社会保険の扶養に入っている場合、住所が異なってもそのまま扶養に入った状態です。

 

 

・妊婦健康検診受診票はどうなるの?

 あなたがもっている妊婦健康検診受診票は、里帰り先では基本的に使えません。

 (近隣の市区町村であれば使える場合があります。)

 住民票を移動させない場合、

 里帰り先では、全額病院に支払い、あとで住んでいる自治体に返してもらうのが一般的です。

 住民票を移動させる場合、

 里帰り先の自治体に、いま持っている妊婦健康検診受診票をもっていきましょう。

 里帰り先の自治体の受診票と交換してくれます。

 

 あとで還付(全額支払ったお金を返してもらう)の手続きをしなくていいことを考えても、

 住民票を移動させるほうが、楽です。

 

 

・子どもの出生届はどうするの?

 

 赤ちゃんが生まれたら、出生届をだします。

 これは、里帰り先の住所ではなく、母子手帳をもらった市区町村の住所にしましょう。

 出生届に記載した住所に、赤ちゃんの検診などのお知らせが届きます。

 

 

 

まとめ

 

1,里帰り先の自治体の、産後サービスを確認しましょう。

 里帰り先の自治体の産後サービスが

 まったく必要なさそうであれば、

 そもそも住民票を移す必要はありません。

 

2,転出届を出して、転出証明書をもらいましょう。

 里帰り出産前、できるだけ直前にもらいにいきましょう。

 

 マイナンバーカードがあれば、

 コンビニで必要書類がプリントアウトできて、

 必要事項を記入して郵送すれば、郵便で届きます。

 これだと、プリントアウトや郵送を、家族に頼めますね。

 

3,里帰り先で、転入届を提出しましょう。

 

4,妊婦健康検診受診票を、役所で里帰り先のものに交換してもらいましょう。

 

出産

 

5,出生届をだしましょう。

 住所は、里帰り先ではなく、ご主人の住む住所で出しましょう。

 

6,住民票をもとに戻しましょう。

 里帰りから戻る際は、住民票をもとにもどしましょう。