ボナパルト家の子育て

0歳・2歳のとしご子育て

ひとつの習慣を身につけるだけで、こんなにも毎日が快適に暮らせるようになる

「なんでゴミをゴミ箱に入れないの。」

「なんで化粧にそんなに時間がかかるんだろう。」

たぶん、世の中の多くの奥様・彼女さんや旦那様・彼氏さんが思っている気持ち。

 

「何度説明したら分かるんだ。」

「何回お願いしたら、資料のタイトル変更をルール通りにやってくれるんだろう。」

たぶん、世の中の多くの上司が部下に思っていること。

部下が上司に思っていること。

 

 

 

夫婦でもカップルでも、職場の人でも

付き合いが長くなればなるほど、どうしてもマイナスのところに目がいってしまいがちなのは、なぜなのかなぁ。

特に私、本当にこういう『人のマイナスがやたら目につく』タイプです。

 

でも最近いろんな人が気づかせてくれました。

相手のできていないところじゃなくて、できるところに目を向けると、

状況がずーっと良くなるということに。

 

どんな人と接するときも、

△△ができない人

ではなくって、

〇〇ができる人

っていう気持ちを持って接すると、

その人との関係がよくなります。

なぜかって、

この気持ちの持ち方の違いで、ちょっとした言葉や、イントネーションに

「あなた素敵ですね。尊敬しています。」っていう思いが表れるから。

誰だって、方便でも見下されるより尊敬された方が気持ちがいいものです。

嘘でも、けなされるより褒められた方が気持ちいいものです。

 

それは、自分に対しても同じ。

よく理想と現実のギャップを明確にすることが大事なんていうけれど、

(もちろん、それも大事だと思います。)

自分のできなかったこと、なおしたいところ、

ではなくて

自分のできたところを自分で褒めてあげていると、

本当に窮地に追い込まれたときに、

気持ちがギリギリのときに、

自分を信じられるようになります。

 

自分がしんどい時、間違って甘えた方向の選択をしなくなる。

疲れた時も、後悔しない判断ができるようになる。

 

日々、自分に自信が持てている状態になれる。 

そうすると、周りの人の素晴らしいところに気づけるようになる。

そしたら、周りの人との関係がもっと素晴らしくなる。

 

私も、私の周りの人も、

そうなった方がずっとハッピーだと思うんです。

 

だから私は、主人に

「なんでスーツ脱ぎっぱなしなの。」

「なんでそんないらないもの買うの。」

って思っても、

「今日も仕事、大変だったんだろうなぁ。すぐに寝たいよね。

 朝早かったもんなぁ。」

「お金使うと、なんだかスッキリするときあるもんね。

 今日も頑張ってきたんだよね。」

って心の中で思うように心がけています。

 

そして、こういいます。

「お疲れ様。朝早かったし、疲れたよね。

 お茶か何か入れようか?

 甘いのも何か食べる?

 あ、スーツはクローゼットにかけてくれると嬉しいな。」

うん。思っている内容で口から自然と出る言葉も変わってくる。 

 

 

でも、たまに言っちゃうんです。

「もー、スーツはクローゼットって言ったじゃん。

 何回言ったら分かるの?」

 

こんな言葉を発してしまったら、私、要注意!

ダメダメ、私心の余裕がなくなってる!

いったん落ち着こう。

スーツなんて、私がクローゼットにかけたらすむことやん。

 

 

ちなみに、自分を自分で褒めるのは、

ハッキリと文字にするのがよさそうです。

手帳の端っこや、メモアプリなんかを使うといいかも。

まずは1か月だけでも、やってみて!!!

「今日は◯◯さんから、〜って言われてイラっとしたけど、

 笑顔で謝って、大人の対応ができたと思う。」

「(部下)君が、先週と全く同じミスをして、

 本当に彼と一緒に仕事をするのが嫌だと思って怒りのメールをしそうになった。

 でも一瞬止まって、

 先週の彼の仕事量を振り返って、

 労いの言葉をかけるところから会話を始めることができた。」

「(彼氏)から、やっぱり今日も電話が来なくて、

 『なんで電話くれないの』ってLINEしそうになったけど、

 『忙しいよね。時間あるときに電話くれたら嬉しいな。』って、

 けっこうワタシ、いい女になった気がする!」

 

自分に自信があると、

「なんで自分はこれだけやっているのに、(彼氏or彼女)はやってくれないの」

「なんで自分ばっかり大変なプロジェクトをしていて、あいつは楽してるんだろう」

なんてこと、自然と思わなくなるんです。

ついつい気になるあの人と比較して、

自分が勝っているか、負けているかなんか考えなくなるんです。

隣の芝が青く見えなくなるんです。

 

そうすると、きっと毎日幸せな気持ちで過ごせるようになると思うんです。

 

そういえばこの考え、私の愛読書本棚にあるこの本から習った気がします。

 

元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術

元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術

 
元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

 

 

なんだかちょっぴり悪徳な雰囲気も感じてしまうタイトルですが、

まったくそんなことないです。

(もしかしたら、言葉使いが少し気になる方もいらっしゃるかもしれません。。。)

ネタバレになってしまいますが、

一貫して、

相手のいいところを見つけ続けよう。

自分のいいところを見つけ続けよう。

そんなメッセージの本です。

そして、上手な探し方や探し続ける意味なんかが丁寧に書いてあります。