たったひとつの言葉でこんなにも人の気持ちを動かすことができる
「かのんちゃん、俺と一緒にいてくれてありがとう。」
「かのんちゃん、ゆーちゃんを授かってくれて、ありがとう。」
主人は、週に4,5回は私にこんな言葉をかけてくれます。
彼はきっと、私の気持ちが表面的な言葉に左右されることを知っているから。
だから私が何かちょっとでも不安そうな顔をしていたら、ありがとうの魔法をかけてくれる。
私がちょっとでも何か言いたげだったら、ありがとうの魔法をかけてくれる。
私が嬉しそうな時でも、ありがとうの魔法でもっと幸せにしてくれる。
行動は言葉よりも雄弁だ
って諺があります。
私もずっとそう思ってきました。
でも、主人と暮らし始めて、気づいたことが一つ。
確かに言葉より行動の方が、ずっと相手に思いを伝えられることがあるけれど、
人って、一瞬一瞬の表面的な言葉に感情を揺れ動かされやすい。
よーく考えてその人の行動を見ていたら分かることもいっぱいあるのだけど、
人ってどうしてもその瞬間の言葉に、毎回 毎回反応してしまう。
だから一つ一つの言葉が、すっごく大事。
私は以前は、
言葉に出さなくても分かり合える関係のカップルとか、
俺の背中を見て学べ!的な上司とかに憧れていたりしたけれど、
言葉の大事さを主人から改めて学んでいます。
今日はぜひ、感謝の気持ちを言葉に出して伝えてみてください。
ご主人に「いつも家族のためにお仕事頑張ってくれてありがとう。」
奥さまに「いつも部屋を掃除してくれてありがとう。」
部下に「いつも資料整理してくれてありがとう。」
上司に「いつも資料確認してくださってありがとうございます。」
彼女に「いつも電話くれてありがとう。」
彼氏に「いつも迎えに来てくれてありがとう。」